女性のアンチエイジングは定番ですが、今回は男性もアンチエイジングに気を使っていきたいですねというお話。
男性は女性に比べて、普段から肌などに気を使う機会も少ないもの。
でも、男性であったとしても若々しさは異性と話す際にも非常に大切です。
今は男性女性に関わらず子供の時からアンチエイジングの第一歩「日焼け予防」を徹底することが多いですが、今のミドルエイジ世代が子供の時代はそんな風潮なんて全くなく。
むしろ日に当たってない子がいたら表に出ていけと言われたくらいでしたね。
でも実際、過度な日焼けは将来のしみなどにつながりますし、何より今の日差しは強烈です。
適度な日焼け対策は子供のうちからした方がいいのです。
でも今更そんなこと言われてももう遅いと言う方向けに、食べてないならたまには食べておきたいアンチエイジングに効果が期待できる食べ物を紹介していきます。
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厄年と老化
老化を意識する歳になるとやってくるもの。
それが厄年です。
厄年は科学的な根拠は全くないものの、かなり昔から信じられている風習ですね。
厄年は一生のうち何回かあり、本厄と呼ばれるのが男性の場合は、数え年で25歳、42歳、61歳、女性の場合は19歳、33歳、37歳となっていてこの前後の年齢は前厄、後厄とそれぞれ言われ同じく注意が必要です。
この中でも男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、特に災いには注意が必要と言われています。
が、今回言いたいのはそんな厄年の迷信部分ではなく、なんだかんだ言ってこの歳って体のバランスが崩れやすい年齢だということ。
ホルモンバランスも若い頃とは変わってきますので、どうしても体の変調がおきやすいのです。
そんな事もあって厄年は老化を受け入れ、体をいたわる年にしたいですね。
そもそも老化ってなんで起こる?
老化はいろいろな側面から複合的に起こっていくものです。
ですので、これはあくまでも老化の一つの要員にはなりますが、体の酸化が挙げられます。
代表的な酸化といえば金属のさびですが、同じような事が体の中でも日々起こっています。
人間の体は酸素を消費してエネルギーを作ります。
ですが、酸素とは本来強力な酸化作用を持つ毒です。
この酸素を利用、分解して無害にする機構を人間は持っているからこそ、酸素を有効なものとして使えるのですが、この機構も万能ではありません。
吸った分だけの酸素を100%完全に消費するなんてことはできないのです。
そのため残った酸素の一部は、本来の毒性を体に及ぼします。
この結果、人間の体は細胞レベルで傷つき、老化していくことになるのです。
この毒性を持った酸素がテレビなどでもよく言われる「活性酸素」と言うもので、シワ、しみなどを含む老化やがん、他にも多くの生活習慣病などの原因と言われています。
老化を防ぐには運動!?
先ほど過剰な酸素が体を傷つけると書きました。
それではよく言われる運動ってどうなんでしょうか?
運動をしている方は体が引き締まり、若々しく見える事も多いですね。
だったらそうなるためにも運動すればいいかといえばそうでもありません。
いきすぎた運動は逆効果になる事もあります。
がんがん酸素を取り入れ、消費する有酸素運動は、実際に活性酸素を大量に生み出します。
ですので、活性酸素と言う側面から見れば運動は体に毒なのです。
ですが、老化の原因はこれだけではありません。
筋肉量やホルモンバランス、免疫などの老化には活性酸素だけが影響しているわけではないため、適度な運動はそれらにプラスに働き、結果的に運動が老化を防いでいるように見えるのです。
ですが、運動の結果、見た目がいくら若々しくなっても、細胞は傷ついている可能性がありますので、過度な運動はしないようにしましょうね。
老化は食べ物から改善しよう
活性酸素ができた後、それはどうなるのでしょうか?
人間の体にはスーパーオキシドジスムターゼ (SOD)と呼ばれる酵素があって、これが体に発生した活性酸素を無害化してくれているため人間は生きていけます。
ですが、この酵素は加齢と共に少なくなっていくことがわかっています。
ですので、抗酸化作用のある物質を食べ物から摂取していくことが大切なのですが、女性と違い男性はまだまだそこまで料理をする方がいないのも事実。
なので、今回はそのままいける食べ物をご紹介します。
ポリフェノールを多く含む食べ物
ポリフェノールといえば抗酸化作用の代名詞のような成分ですね。
でも、ポリフェノールは総称であって、一つの成分の名前ではありません。
代表的なもので言えば、アントシアニン、カテキン、カカオポリフェノールやコーヒーポリフェノールなどがあります。
先ほどあげた成分が含まれる物と言えばみなさんご存知、赤ワインや緑茶、紅茶、コーヒーなどの飲み物やチョコレートなどが挙げられます。
そのまま摂取すればいいだけですので料理の手間いらずでいいですね。
アントシアニンの多い食べ物としてはメジャーなブルーベリーがあります。
ビタミンCを多く含む食べ物
ビタミンCといえばフルーツですね。
キウイフルーツや冬の代名詞みかんなど、ビタミンCは比較的摂取しやすいですので積極的にとっていきましょう。
ただし糖分が高めなのでとりすぎには注意が必要です。
カロテノイドを多く含む食べ物
カロテノイドといえば緑黄色野菜が代表的です。
にんじんやピーマン、ホウレンソウなどカロテノイド以外の成分も豊富なものがたくさんありますね。
逆にこのグループはそのまま摂取するのが難しいともいえますが、簡単に野菜ジュースを飲んでおけばいいのです。
野菜ジュースを飲んでおけばビタミンCも摂取できますので、手軽ですよ。
まとめ
今回は老化の原因の一つ活性酸素と食べ物について書いていきました。
老化の定義、原因は一つではないだけに、これだけやっていればOKと言うものはありません。
ですが、少なくともやってはいけない事と言うのははっきりしていますので、これらはなるべくやらないようにしたいですね。
様々なアプローチで若々しさを保つ事で、素敵に出会いをし、楽しく暮らしていきましょうね。