ある程度の年齢になると、貴金属の一つや二つは持っているもの。
既婚者飲み会ココディアにご参加いただいている皆さんであれば、経営者の方もたくさんいらっしゃいますので、当然持っているケースも多そうです。
テレビ等で話題になっている押し買いについて今回は書いていきたいと思います。
今回は飲み会ーな内容はほとんどありませんので悪しからず。
金価格が1gあたり5000円台になっていることをご存知ですか?
金価格を普段から見られている方ってそんなに多くないと思います。
金価格の基準は東京商品取引所という所に上場されている金価格になりますが、これが1gあたり836円だったときがありました。
1999年9月のことです。
下げ続けた金価格がここから反転をはじめ、着実に値を上げていきました。
1gあたり2,000円台の時には将来5,000円を超えますよなんて言ってるアナリストがいても、またなんか言ってるよとなっていたものですが、そこから色々な危機を乗り越え、なんと今では5000円オーバーになったのです。
押し買いとは押し売りの逆バージョン
そもそも押し買いってなんでしょうか?
みなさん押し売りって聞いたことはあると思います。
いきなり訪問してきたかと思ったら、物品を売りつけようとしてくるあれです。
帰ってくれと言ってもなかなか帰ってくれず、大変心細い思いをされた方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
押し買いはこれの逆バージョンなのです。
「いきなり訪問してきたかと思ったら」までは一緒なのですが、売りつけてくるのではなく、買わしてくれと言ってくるのです。
買い取りのターゲットとなるものは主に貴金属です。
金価格が上昇すると押し買いが話題になる
貴金属をターゲットにする理由はここまで読んだ方なら当然お分かりになりましたよね?
そう、貴金属価格(わかりやすく金価格)が上昇を続けているからなのです。
ですが、例えば金製品を買い取ってくれたからって別に損しないじゃんと思われた方もいらっしゃると思います。
これから上昇するかもしれない金を買い取ってくれたんでしょ?って発想はもちろん間違っていません。
ですが、これは正規店の話です。
この押し買いの特徴は貴金属価格の基準を知らない人がほとんどなのをいいことに、不当なまでの安値で買い取ろうとするところにあります。
つまり1gあたり5,000円で売れるはずの金を、2,000円とか、下手したら偽物ですねなどのもっともらしいことを言って500円程度で買い取ろうとするのです。
参考までに執筆当時の大手の貴金属取り扱い会社の販売と買い取りの価格差は1gあたり85円程度ですので、これを著しく超えた安値で買い取らせてくれと言ってきた場合はあれ?と思ってください。
さて、この押し買い、なぜこのタイミングで記事にしたかと言えば、この記事をあげた日のお昼の番組で取り上げられていたからです。
でも、この押し買いは今に始まった事ではありません。
一昔前、金価格が1gあたり2,000円台の頃にも押し買いが話題になったことがあったと記憶しています。
金価格が上昇することで定期的に業者が活気付くようですので、最近聞かなくなったからと言って安心せず注意を忘れない事が必要です。
押し買い被害に合わないために
押し買いの手法としてメジャーな物をあげるなら、押し売りと同じように居座って売ってくれるまで帰らないなんて言ってくるパターンと、上司に怒られるのでこのままでは帰れないんですなんて言ってこちらの同情を引こうとするパターンがあります。
結局のところ被害に合わないようにするには、そういった人が来たとしても売らないようにすることぐらいしかありません。
ちょっと見せるだけでいいから見せて欲しいなどに、そのくらいならまあいいかと譲歩すれば、そこからどんどん深みにはまってしまう可能性もありますからね。
毅然とした態度で断って帰っていただく姿勢を持つことが重要です。
さて今回は明るい話というよりはむしろくらい話になりました。
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